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2007/04/09

『堕ちた山脈』

著者:森村誠一

山が舞台になっているミステリー小説の短編集。
山岳小説の場合、描かれる山々は神々しく、そこに対峙する人間も山男という、どちらかというと善人であることが多く、独特な世界観があるように思われるが、本書は一般の人間界でも日常的に起き得るだろうということを題材としている。つまり山という舞台が何も特別なところではないということを主張しているようだ。
また、山男の自己顕示欲や虚栄心が強さみたいなところと、罪への葛藤のはざ間でもがいている姿がよく表されている。
山岳小説のつもりで思わず買ってしまったが、ちょっとニュアンスが違っていたかな。

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