『冷たい熱帯魚』
著者:壇れみ
銀座高級クラブのホステスである彩音は、恋などは余計なもので、それを忘れるため、一人頑張っていた。そんな彩音の母も昔、銀座のホステスとして生きてきた。
父親に逃げられ、母娘の二人暮し。親子の葛藤の中、お互いに素直になれば、表面的には嫌っているはずの母の後を追っている日々を過ごす。
このような人生のきっかけにもなった、8年前に別れた彼と再び巡り逢ってしまった。
銀座のクラブで実際にホステスとしての職を持つ著者が描く、夜の街に生きる女と男が織りなす切ない純愛物語。
人間の心は流れる水のように微妙に変化しているから、自分の気持ちの深いところを知ることは難しいのかもしれない。
これは私にとって必要なものではない。望んでいるものではあっても心を満たしてくれるものではない。
よく行くバーの水槽にディスカスという名前の熱帯魚が泳いでいた。
銀座のホステスは皆、ディスカスみたいだと思う。けれど今の私の身体には、。。。
暖かい血が流れているはずだ。私達は、もう冷たい熱帯魚ではないはずだった。
男女の心の機微をよく捕られていて、きれいな表現も多く、ついつい引き込まれてしまった。
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コメント
初めまして(^^)。偶然、こちらのブログに辿り着きました!
私の小説、「冷たい熱帯魚」をお読みくださり、ほんとうにありがとうございます。
書店などで、自分の本を手にしていただいている姿を未だかつて見たことがないので、とっても嬉しいです。
投稿: 檀 れみ | 2006/12/27 03:12
コメントありがとうございます。
やはり心の機微の描写がよく表現されている文章はついつい引き込まれてしまいます。心のひだをふるわせるものがあるのだと思います。とても面白かったです。
次回作も期待してます。(^-^)/
投稿: HIDEJI | 2006/12/28 01:12