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2006/07/11

人間五十年。。。

最近、息子が歴史に興味を持ち始めた。時代は戦国時代。きっかけはどうもゲームらしいのだが、織田信長の本を読みたいというので、先日、図書館から借りてきた。ついでに武田信玄の伝記や戦国時代の事典なども含めて。
私も戦国時代は好きなほうなので、休みの日は歴史の話で盛り上がった。
息子と話で盛り上がるのは久しぶりだが、幸若舞「敦盛」まで知っていたのには驚いた。
これもゲームに登場するのか。。

これは織田信長が桶狭間での決戦の前、一差し舞ってから猛然と出陣したという幸若舞「敦盛」の一節である。

「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。  ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」

人生は所詮五十年に過ぎない。天上での時間に比べたら、人の一生など夢や幻のようなものであり、命あるものは全て滅びてしまうものだ。

といった意味で、
元々は源平合戦中に敵将「平敦盛」を捕らえ、首にした熊谷直実が後に出家して、その時のことを嘆いてうたったもので人生のはかなさや世の無常感が表れているが、信長の場合には「人生五十年しかなく、いずれ死ぬのだから、死ぬ気になってやってやろう」といった勇ましさを感じる。

学生のころ、トラックの運転手のバイトをしていたことがあり、名古屋へ行ったことがある。
そのころから戦国時代ものの歴史が好きで、桶狭間の近くを通った際、思わず古戦場跡地に寄ってしまったが、感慨深いものがあった。
ちょうど夏で、周りの丘陵地をみながら松尾芭蕉の「夏草や兵ものどもが夢の後」が頭に浮かんだ記憶がある。

そんなわけで、子供には本好きになってもらうにはいい機会だと思うので、歴史に興味を持っている間にいろいろと読ませようかと考えている。

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